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過ぎたるは、及ばざるが如しと云うが?

2012.8.25 掲載

なんとなくネットのニュースをサーフしていたら、「栃木県のカメラ量販店」という文字に興味を惹かれた。何と言っても我が社のパイロット店舗が宇都宮にあり、サメのフライや予想を裏切るカレーなどの仰天の食体験もあるわけで。
サトーカメラという量販店が14年連続シェアトップだというのである。以下一部抜粋してみる。

「サトーカメラ」は、店員のスキルが凄まじく高い。カメラの構造や仕組みはもちろん、各メーカーの製品のそれぞれの特色、機能の違い、さらには撮影シーンに応じたカメラの使い方などまで、膨大な知識を身につけている。そして、その知識を駆使して「これでもか」といわんばかりに、ときには1時間、2時間かけて懇切丁寧に商品説明をする。その結果、サトーカメラで商品を買った人は8割がリピート客になってしまうという。店員の過剰なスキルと接客サービスによって、カメラ販売の激戦区で高シェアを獲得しているのだ。』

イメージこの《過剰な》というところで中には戸惑うお客もいるだろうと、思わず吹き出しそうになったが、いや、我が社の営業マンが目指すところもまさにここだと思い当たり、そして次にカメラを買うなら栃木まで出かけようと思ったものだった。
この記事はさらにグローバル化の波にさらされて後退気味のMADE IN JAPANの「過剰品質」を再認識すべきだと、例えば絶対緩まないナットメーカー、絶対嘘をつかないシャフトメーカー、さらには漫画・アニメ・オタク文化の作り込みの徹底ぶりを紹介している。

以下抜粋
『こうした日本人の気質や国民性は、東日本大震災の被災者の対応を見ても伺い知れる。それらは、日本企業のものづくりやサービスにも色濃く現れている。逆に言うと、日本人がつくるものはすべからく過剰品質になっていく。日本人の「性根」がなせるわざなのであって、自然にそうなってしまうのだ。』

我が社の商品開発グループの会議など、ああでもない、こうでもないと端から見ればそれこそ《過剰》というか、あえてオタクっぽいと云うか、、、。しかしあれはわが開発メンバーの「性根」のなせる技だったのだと納得できた。3・11に責任ある立場の人間が矢鱈『想定外』を連発していたのはこの「性根」をなくしていたのだ。

このレポートは以下のように締めくくられていた。
『だから、あえて言いたいのである。日本は過剰品質で突き進め、と。』

引用は鶴岡弘之氏の週刊ダイヤモンドでのレポート

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