『TriboJapan DrivinFesta 54th』が2019年10月02日（水）岡山国際サーキットにて開催されました。
数日前に太平洋上で台風18号が発生し、その進路予想は日本列島を縦断するような進路に。しかも開催日の2日に岡山付近に到達する予報もあり、前回の大雪に引き続き台風での中止も予想されました。しかし開催日当日は早朝こそ小雨がぱらつきましたが、走行開始時間が近づくにつれ回復していき、参加者の皆様には開催終了までドライで走っていただくことができました。
 
 
この日ゲストドライバーを務めていただいたのは、山田英二選手と阪口良平選手。
走行会前のドライバーズミーティングでは、山田選手と阪口選手によるレクチャーがあり、爆笑トークを交えつつ、コース攻略や危険時の回避方法、空気圧のセッティングなど様々なことを教えていただけました。

今回も120名と多くの皆様にお申込みいただき、Kカーからハイパワー車まで多種多様なマシン、様々なスタイルで走行会を楽しんでいらっしゃいました。
岡山国際サーキットで開催されるDrivinFestaでは、『スタンダードクラス』『エキスパートクラス』『模擬レースクラス』とクラス分けされているので、初心者の方から文字通りエキスパートの方まで存分に走行していただけます。

今回の先導車はWEST AUTO齋藤育生選手にお願いいたしました。
齋藤選手はJZX100チェイサーにて、D1やフォーミュラドリフトなどで活躍されており、走行会の数日後にも、同じ岡山国際サーキットにて開催されたフォーミュラドリフトにも参戦されました。

今回もご希望された方から抽選で、ゲストドライバーによる同乗走行をしていただきました。
まずはV8エンジンを搭載したシルビアに乗車した山田選手に感想を伺いました。
やはり特筆すべきはV8独特の分厚いトルクとパワー。低い回転からトルクがあるので、コーナーでもトルクで向きを変えられるとのこと。ストレートもセッティング次第でさらに伸びる気がするとおっしゃってました。
オーナーの高取さんにお話を伺うと、エンジンはコルベットに搭載されるLS2をさらにボアアップしスワップ。最大の魅力はパワーとサウンドとのこと。確かにサーキットで全開のこちらのマシンからはアメリカンなサウンドが響き渡ってました。

続いては、会場で一際異彩を放っていたこちらのマシン。1750ccのエンジンをミッドシップに搭載した『アルファロメオ4C』。オーナーの熊谷さんは、ミッドシップ独特のハンドリングで基本的にアンダーが強く、現在ノーマルの足回りなので、まずは足回りからチューニングしていきたいとのこと。山田選手の隣に乗った感想を伺うと、癖のあるコーナーリングを、むしろ山田選手は楽しんでいる様子だったとのことです。

最後にご紹介するこちらのマシンは、阪口選手にピックアップしていただきました。
外見では判断できませんが、ターボが搭載されるなど中々ハードなチューニング。阪口選手に感想を伺うと、86クラスと同等に戦えるポテンャルがあるとのこと。パフォーマンス的にも素晴らしいマシンだとおっしゃってました。

藤田エンジニアリング様は、車両展示だけでなく走行会にも参加していただき、魔王号の車両テストがおこなわれました。

今回も多くの皆様にご協力いただきました。
ご協力いただいた方々をご紹介させていただきます。
■ゲストドライバー
山田英二選手、阪口良平選手
■車輌展示協力
オートステージクローズアップ様(冴えカノfineレーシングwithRFC)
株式会社村上モータース様(S耐参戦ロードスター)
KCテクニカ様(36アルトワークス)
ジュピターネットカーガレージ様(LFエンジンスワップNAC)
株式会社藤田エンジニアリング様(魔王号、GT3号 計2台)
株式会社ジェイズ・コーポレーション様(CIVIC TYPE-R)
ボディファクトリードロップス様(N2 86)
株式会社ドルーピー様(D1GP86)
■先導車協力
有限会社ウエストオート様(D1GPチェイサー)
■スタッフ協力
エバーハウスオート様
株式会社アドバンスオートモービル様
■ブース出店
スピリットパフォーマンスSpiritshocks様
■開催協力
有限会社エフケーテック様
株式会社岡山国際サーキット様
（順不同）
 
ご協力ありがとうございました！

次回、11月15日(金)に筑波サーキットにて開催致します『TriboJapan DrivinFesta 55th』は、お陰様で110台の定員台数となり募集は締め切らせて頂きました。沢山のエントリー誠に有難うございました。